建設工事請負契約書(以下「契約書」という。)、図面、仕様書、現場説明書、質問回答書等を把握する。

契約図書に基づいて受注者から提出された施工計画書の内容を把握する。

契約図書に明示した指示、承諾、協議等(詳細図等の作成を含む。)を適切に行う。

ア　契約書第19条第1項第1号から第5号までの事実を発見したとき、又は受注者から事実の確認を求められたときは、直ちに調査を行い、その内容を確認し検討する。

契約図書において、監督職員の試験若しくは検査を受けて使用すべきものと指定された工事材料又は監督職員の立会いのうえ調合し、若しくは、調合について見本検査を受けるものと指定された工事材料の試験若しくは検査の立会いを行う。

契約図書において、監督職員の立会いのうえ施工するものと指定された段階において立会いを行う。

設計図書に示された施工段階において、施工管理に係る土木工事施工管理基準及び特記仕様書等と工事目的物とを照合し確認を行う。

ア　工事の施工が設計図書に適合しない事実を発見した場合において、必要があると認められるときは改造の指示を行う。

イ　契約書第14条第2項若しくは第15条第1項から第3項までの規定に違反した場合又は工事の施工が設計書に適合しないと認められる相当の理由がある場合において、必要があると認められるときは、工事の施工部分を破壊して検査を行う。

ア　契約図書に定められた支給材料及び貸与品については、その品名、数量、品質、規格又は性能を立会いのうえ設計図書に基づき検査し、引渡しを行う。

関連する2以上の工事が施工上密接に関連する場合は、必要に応じて工事についての調整を行う。

ア　工事の全部又は一部の施工を一時中止する必要があると認められるときは、中止期間を検討し発注者へ報告する。

イ　受注者から工期延長の申し出があった場合は、その理由を検討し発注者へ報告する。

一般的事項について、受注者から通知を受けた場合は、その原因、損害の状況等を調査し、発注者の責に属する理由及び損害額の請求内容を審査し、発注者に報告する。

ア　天災その他の不可抗力による損害について、受注者から通知を受けた場合は、その原因、損害の状況等を調査し、確認結果を発注者へ報告する。

イ　損害額の負担請求内容を審査し、発注者へ報告する。

工事の施行に伴い、第三者に損害を及ぼした場合は、その原因、損害の状況等を調査し、発注者が損害を賠償しなければならないと認められるときは、発注者へ報告する。

中間前金払の請求があった場合は、出来形報告書に基づき出来形を確認し、発注者へ報告する。

部分払(出来形)請求があった場合は、出来形調書を作成し、審査のうえ発注者に報告する。

現場代理人がその職務の執行につき、著しく不適当と認められる場合及び主任技術者、監理技術者、専門技術者、下請負人等が工事の施工又は管理につき著しく不適当と認められる場合は、発注者に対しその措置請求を行う。

ア　契約書第47条第1項及び第49条第1項に基づき契約を解除する必要があると認められる場合は、発注者に対して措置請求を行う。

イ　受注者から契約の解除の通知を受けたときは、契約解除要件を確認し、発注者へ報告する。

工事現場における発生品は、品質、規格、数量等を確認し、その処理方法を指示する。

災害防止その他の工事施工上、特に必要と認めるときは、受注者に対して臨機の措置を求める。

事故等が発生したときは、速やかに状況を調査し、発注者等に報告する。

監督職員等は、工事完成のとき工事成績評定表により評定を行う。